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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2012年 06月 01日 ( 1 )
熱傷学会とカラマゾフの兄弟
亀山先生:

今日の熱傷学会での招待講演、「全体的災厄を見つめるドストエフスキー」本当にありがとうございました。
近頃,これほど心を動かされた「お話し」はありません。
だが,重い内容でした。
先生が講演の中でおっしゃった「世界崩壊体験」そのもののような重さでした。
僕は必死にパスカルに救いを求め、パンセの中の“人間は考える葦”にたどり着きました。
つまり,人間は大自然に比べてごく矮小な脆い存在だが、其の矮小さを知っている事で大自然を凌駕している、という発想に。

僕は今、中学生の頃,親父の蔵書の中に「カラマゾーフの兄弟」を見つけ,夢中で読みふけった時のことを思い出しています。
其の感激を分かち合いたいと、親父もまた読んでみたらと言うと,”いや,昔読んだからもう読む必要はないといわれ、“大人になるとはなんと詰まらない事か”と落胆したものです。
そして僕は今,先生のまことに読みやすい新訳を有り難く読ませていただいてます。

最後に一言だけ付け加えさせてください。
最近,日本語が軽々しく使われ,これには政治屋の軽薄さも与っており、「言葉」の重みがなくなっていますが,今日の先生のお話に感銘しながら,改めて「言葉」の尊さを感じさせられました。

本当に有り難うございました。
by n_shioya | 2012-06-01 22:04 | コーヒーブレーク | Comments(2)




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