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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2012年 05月 31日 ( 1 )
「魂は存在するのか?」
近頃,これほど「神の存在と死後の世界」と真正面から取り組んだ著書は珍しい。
著者は上智大学の名誉教授渡部昇一氏である。
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氏は此れまでもたくさんの本を書かれているので,皆さんご存知でしょう。
数年前,僕は氏とお会いする機会に恵まれた。
氏と親父の対談が「致知」という出版社からでる事になったが,其の少し前に父が他界してしまったのである。
故人の本を出版する事は如何かと出版社はためらったらしいが,渡部氏が此れはいい対談だからと是非出版をと薦められたという。
そんないきさつもあって息子の僕が,著者とお会いする運びになった。
そして僕はどんな話題でも,さっと故事来歴を持ち出される渡部氏の博識に圧倒されてしまった。

だが今度の御本は違う。徹頭徹尾、ご自身の本音で埋まっている、「神の存在と死後の世界」を信ずるという。
もちろん、パスカル、デカルトそしてアレクシス・カレルなどの紹介はあるが。
そして僕は氏の主張のすべてに共鳴する。
僕も現代人は,「唯物論」という迷信に惑わされていると信じているからだ。
ただ僕には巧く説明できない其の信念を,渡部氏はパスカルの「賭けの理論」を引用しながら,巧みに理論づけしてくださる。
ちなみにパスカルの「パンセ」は,数学者としてのパスカルが,神の存在を証明するという試みのためのメモであったと聞いている。一般に受け止められているような,只の警句集ではない。
もし,其の試みが完成していたら,どんな著書になっていたろうか大変気になるところである。

その他、
①奇跡を否定する事で,プロテスタントは宗教でなくなっていく。
②宗教はオカルトである。オカルトが悪いのではなく,良いオカルトと悪いオカルトを区別すべきだ。
③人間と動物の差は「言語の有無」である。
等々,大変示唆に富んだ内容の御本である。
また氏とお会いして,いろいろと話し合いたくなった,僕の本音もぶっちゃけて。
by n_shioya | 2012-05-31 22:46 | コーヒーブレーク | Comments(16)




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