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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2012年 05月 27日 ( 1 )
「美人の歴史」
ジョルジュ・ヴィガレロの「美人の歴史」を読み終えたところ。
なんとも魅力的な題名でしょう。
それがすごく難解な中身なんだな。
著者が博識すぎるのか、フランス人独特の思弁と饒舌のせいか、だが翻訳も生硬すぎる。それぞれの言葉は正確に訳されているのかも知れないが、もうちっとこなれた日本語に置き換えられないものですかね。
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とりあえずおおざっぱにサマライズすると、

①16世紀から20世紀まで,各世紀毎の特徴的な美人観と其の社会的な背景を分析している。
②これには女性の社会的立場の変遷がからみ、それと連動しての服飾の変化にも言及している。
③そして20世紀になり、生来の容姿に人工的な操作、この中にはお化粧から美容外科まで含まれるが、を加える事が許容されるようになっただけでなく、美しくなる努力が義務であるかのように、人々は思い始めた。
等々。

我々美容外科に携わる者としては、まず患者の訴えというか要望が、社会通念に照らして妥当かどうかという観点から、手術の妥当性を判断する。
この社会通念なるものが、美の基準も含め、あまりにも主観的で曖昧なので、これまで僕は悩み続けたし、まだ模索を続けている。
其の一助になるかと期待して読破したが、混迷はさらに深まるだけだった。
カントの哲学も、天野貞祐の翻訳のおかげでより難解になったと聞いているので、ならば原書を読んでと思っても、残念ながら僕はフランス語が出来ません。 
by n_shioya | 2012-05-27 22:33 | 美について | Comments(2)




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