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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2011年 05月 27日 ( 1 )
医者はどこに行った?
第11回日本抗加齢医学会が始まった。
11年前、100人足らずで始めた学会だが、その後急速に発展し、今はおよそ7000人の会員を有する。
臓器別に超細分化された西洋医学と、それを前提とした既存の学会の限界に皆目覚めたということであろう。
老化は全身の変化である。臓器すべてに共通の原因と対処法があってよい、それが抗酸化であっても、糖化予防であっても。

今一つこの学会の楽しさは、素人の集まりだということだ。
勿論、臓器別という縦糸については、それぞれが専門家ではあるが、他の分野については全くの素人だ。それを抗加齢という横糸でつないでいくことは実に良い頭の柔軟運動になる。

個人的には今回の体調不良をきっかけに、西洋医学の限界をいやというほど知らされた。まずどの臓器が悪いか不明だと、行き場所がないことだ。極端に言えば自分で診断がつかないと何科にかかればいいかわからない。ただ、何となく具合が悪いというのでは、全く相手にされない。患者の立場から言うと、専門医でない、唯のというか本当の医者は消滅したのかと言いたくなる。

しかも今は検査値がすべてである。
検査値が正常だと医者はお手上げだ。
幾ら体に風邪のような強い違和感があっても、熱が出ないで、食欲があると、風邪とも言えないし、治療の方法もない。
そう、僕の場合は食欲があることが致命的だった。
“食欲は?”
“いや、それが全く正常で”というと医師はとたんに興味を失ってしまう。
だが僕は、死んでも食欲だけは残るのでは、と思える異常体質である。
生まれてこの方、食欲を失ったことは二度しかない。
一つは子供の頃の両側肺炎のとき。
今一つは、アメリカで破傷風の抗毒素注射で、アナフィラキシーという超過敏反応でショックになった時。

つまり西洋医学は、教科書通りの衣をまとっていないと、病人として相手にしてもらえない。
アンチエイジング医学が、この弊風に対して風穴を開けてくれることを切に希望する。
(もちろん僕の容体を気遣って、診療に当たり、アドバイスをくださった先生方には、大変感謝しております。)
by n_shioya | 2011-05-27 22:14 | アンチエイジング | Comments(6)




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