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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2011年 05月 15日 ( 1 )
お江戸日本橋亭
僕達の子供の頃は「紙芝居」というのがあった。
一寸さえないおっさんが、自転車の後ろに箱を積んでやってくる。
拍子木を叩くと子供たちを集め、木戸銭をまきあげると、箱を劇場代わりにお芝居を始める。
一種独特の語り口で、時には楽しく時にはおどろおどろしく、おっさんが差し替える絵の世界に子供たちは引きずり込まれていく。
たわいない絵だが、それがかえって想像力を掻き立ててくれ、今の出来すぎのコンピューターグラフィックスよりもはるかに楽しい。
この幼年期の「語り」の世界が、長じては寄席の講談や落語の世界に通ずるのではなかろうか。
お江戸日本橋亭_b0084241_21193995.jpg

高速道路で無粋に覆われてしまった日本橋だが、其のちょっと奥の通りに「お江戸日本橋亭」という粋な芝居小屋がある。
まだ風邪が抜けきらず、仕事もままならぬ状態が続いているが、今日は気分転換にもなるかと、その「お江戸日本橋亭」で、例の劇団「ストーリーズ」の「語り」を聴きながら、幼児の回想にふけることが出来た。

演目は:
ふしぎな文房具屋(安房直子:作)     口演:雨宮京子
星はなんでもしっている(今江祥智:作) 口演:高見沢絹江
神田悪魔町夜話(杉本苑子作)      口演:倉田美香

そして休憩をはさんで、

走り雨(藤沢周平:作)            口演:加藤精三

其々皆楽しめたが、皆のお師匠さんである加藤精三先生の「語り」はさすがに見事なものであった。
お陰でさすがの風邪の症状も軽減したように感じられ、「音楽療法」というのがあるのなら、「語り療法」というのもあっては良いのでは、など想っている。
by n_shioya | 2011-05-15 21:19 | コーヒーブレーク | Comments(4)




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