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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2011年 01月 11日 ( 1 )
誰か風邪を治せないか!
寒波と共に風邪の季節が到来した。
これまで我々は何とか難を逃れてきたが、配偶者は昨日あたりから関節痛と、今日になって寒気を訴え、ついに?とがっくり来ているようだ。早晩僕もやられるのでは・・・
風邪などひくと、よく患者からは“先生でも風邪をひくんですか、ハハハ。”と笑われるが、どういうつもりだろう。
風邪ぐらい治せないのか、それでも医者か?という感じと、風邪などどうせ大したことはないから、普段のお返しにからかってやれ、というのか、いずれにせよいわれる当人は不愉快である。

だが、いつも言うように、風邪ほど手に負えないものはない。
ビールスと分かっていても、インフルエンザと違い効果的な抗生物質もなければ、ワクチンもない。
鼻づまりやせきなどの症状を和らげる薬はあっても、根本的な治療法はないと言える。
ま、温かくして寝ていれば、ほとんどの場合、数日で治ることも確かだが、高齢者の場合は肺炎を併発したり、又、他の病気の前兆のこともあるので、油断はならない。

なら、なんでもっと研究が進まないのか。
内視鏡だの、放射線だの、再生医療だの技術革新の目覚ましいこの時代に?
一つには、風邪などありふれた一見軽い病気と取り組んでも、余り業績にならないからではなかろうか、と内科医の怠慢が恨めしくなる。
何万人に一人といった難病、奇病と取り組めば、教授の座は近くなるし、あわよくばノーベル賞も、といった思惑が優先してるのではなかろうか。

こういう僕も若い頃は功名心が先行する気味がないわけではなかった。当時は、功名心と向上心は紙一重などと、自己を正当化していたが。
だが、その結果、ほとんどの医師が臓器別の専門を目指し、患者全体を見てくれる、当たり前の医者が居なくなってしまった。具体的に言うと、何となく具合が悪いと感じても、とりあってくれる医者がない。検査値に異常がなければ、病気とは認めず、相手にしてくれないのである。
自分が高齢化して不具合が多くなると、これも俺たちの教育が悪かったのかと、かつての“白い虚塔”の主はほぞをかんでいる。
by n_shioya | 2011-01-11 21:56 | 老年病 | Comments(4)




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