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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2010年 12月 23日 ( 1 )
人造美女の死
今朝の新聞は“中国でアゴの美容手術の失敗でモデルが死亡した。”と報じていた。
死亡した患者は「人造美女」と書かれていた。
反ブルジョアを掲げている中国で、美容整形とはいささか滑稽な勘があるが、本音のところでは女性の願望に変わりないことは、銀座のデパートで化粧品売り場に群がっている中国女性達を見れば明らかである。

実は中国でも、ずっと以前から美容手術は人気があって、僕の友人は北京で300床程の美容専門の病院を経営していた。
充分に儲かっていた筈だが、外貨は制限があるのでと、訪日の際はすべて費用はこちら持ちで、こちらから訪問する時も、熱烈歓迎は有難いが、自弁で行かねばならなかった。
尖閣問題でも明らかなように、強引に自分の都合を押しとおすしたたかさは、今に始まったことではない。中国には世の中のルールは通用しないことは政治家も肝に銘ずべきである。

所で「人造美女」の死因だが、手術もその後の状況も分からないままの推測だが、
アゴの手術でまず考えられるのは、骨切りをした後の出血で気道が詰った可能性がある。
また、骨がずれないよう、顎間固定と言って、上下の歯を固定することがあるが、麻酔の覚醒後に嘔吐して、口が開かないため、吐き出せずに窒息することもある。

この事故の後、4割ほど手術のキャンセルが出て、いまだに影響が続いていると報道されていた。
もちろんこのような事故は、専門医なら予防可能で、又、発生しても対処できるものであるが、厳密には、どんな手術でも危険が零ということはあり得ないという意味で、気軽に美容手術を考える向きには、よい警鐘となったかもしれない。

所でお隣の韓国では「美容外科」花盛りである。
人に隠れて受けたい日本人と逆に、韓国では整形手術はステータスであり、人に隠さないばかりか、友達や家族と連れ立って公然と手術を受けることも多いという。

立場上、僕は美容手術そのものを否定するわけではないが、日本を含め世界的に、「人造美女」の最近の急増には、いささかの戸惑いを覚えている。
by n_shioya | 2010-12-23 22:45 | 医療全般 | Comments(2)




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