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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2010年 12月 22日 ( 1 )
ロックフェラーセンター
冬が来るとニューヨークが恋しくなる。
12月に入れば雪が降り出し、クリスマスごろにはあたり一面の銀世界。文字通りホワイトクリスマスだ。
緯度が高いせいか、ニューヨークの雪は本当の粉雪(パウダースノー)で、幾ら積っても、一陣の風でサーッと舞い上がる。それが、もみの木を飾るイルミネーションにキラキラと映し出され、夢幻の世界を演出する。
ロックフェラーセンター_b0084241_22113321.jpg

今頃はロックフェラーセンターにはあの大きなクリスマスツリーが光り輝いていることだろう。
その中央広場では、大勢の家族連れがスケートを楽しんでいるに違いない。
最初の冬、尊敬する九大出身の留学生の先輩に案内してもらい、僕も滑ろうとすると、“旨くなきゃみっともないよ”とたしなめられた。
楽しきゃいいじゃないか。三年もアメリカにいてまだ体面にこだわるとは、随分と日本的な男だなぁ、といささかがっかりしたのを思い出す。

レジデント時代は白いものが降り始めると、又雪か、と毒づいたものだが、帰国して初めての冬は、雪がむしょうに恋しくなって、わざわざ雪国まで車をはしらせたものである。
だが留学時は、夜中でも急患があれば、吹雪の中を車で駆けつける日々だったので、雪はひたすら呪わしかった。
貧乏留学生はスノータイヤは高根の花で、ノーマルタイヤでスキッドを繰り返しながら、何度ヒャッとさせられたことか。

帰国後まもなく、八ヶ岳の山麓に山小屋を建て、夏だけでなく、正月にかけて越冬するようになったのも、冬のニューヨークを偲んでのことだった。
そして今は、幸いスタッドレスを履くことができる身分であり、車も4輪駆動のワゴンで、どんな吹雪でも怖くない。
横浜に雪が降らなければ、雪山に行かねばスタッドレスが泣く。
それに、雪のない寒さほど味気ないものはないから。
by n_shioya | 2010-12-22 22:14 | コーヒーブレーク | Comments(5)




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