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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2010年 12月 19日 ( 1 )
「坂の上の雲」
今テレビドラマ「坂の上の雲」を観終わったところ。
連続テレビドラマを観るのも初めてなら、司馬遼太郎の作品に接するのも初めてである。
何処まで司馬遼太郎の日本の姿なのだろうか?
非常にカッコいい。
何故だろう?
プライドと健全な常識のある国として描かれているからだ。
日本に対し誇りを持っていた子供時代の気持ちがよみがえってくる。
ただ、あのプライドは全体主義の非常識に裏打ちされた、まやかしのプライドであった。
だが、国を挙げてプライドを喪失した今、例えまやかしでも、あの子供時代に感じたプライドが懐かしい。
司馬遼太郎の人気の秘密がわかったような気がする。

日露戦争開戦時のわが国を取り巻く状況は、あの愚かしい太平洋戦争の開戦時と一見酷似している。
ただ、違うのは中味すなわち「執行部」である。
日露戦争の成功体験に毒され、軍人も官僚化して指揮系統は形がい化し、だれも責任をとらず、満州事変以来「下剋上」の国となってしまったことであろう。
そして、帝国主義が時代遅れになりつつある時、天皇教の狂信者が狂気の男ヒットラーと癒着して覇権に走り、日本を破滅に追い込んだと言ったら、単純すぎるだろうか?

とまれ、司馬遼太郎は僕に、日本の過去を複眼的にみるきっかけを作ってくれた。
by n_shioya | 2010-12-19 22:20 | コーヒーブレーク | Comments(6)




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