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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2010年 11月 09日 ( 1 )
アンリ・ルソー展
アンリ・ルソー展_b0084241_21185511.jpg
今日の仙石原は澄み渡った青空のもと、ススキは店じまいの気配だが、モミジが色づき始めていた。
その秋色豊かな仙石原にある小塚山の山腹のポーラ美術館が今日のターゲットだった。
今、「アンリ・ルソー~その仲間たち」が開催中である。

アンリ・ルソー展_b0084241_21193644.jpgアンリ・ルソーは不思議な画家である。日曜画家のはしりのようでもあり、稚拙なのか確信犯なのかよくわからぬが、何かほのぼのとした魅力がある。
岡鹿之助は“静謐”という言葉でその魅力を表現している。
改めて両者の作品を対比すると、なるほど岡鹿之助の作風はアンリ・ルソーの影響が大きいことが分かる。そしてユトリロ等も。
あのピカソが一目置いていたのも分からぬでもない。アカデミズムとは無縁のユニークな世界。
“ありのままに描いているのです”。とルソーは主張し続けていたという。
ルソーにはあのように世界が映っていたのだろうか、そう、「心象」ではそうであったに違いない・・・・



どうも、僕にはルソーの絵をうまく言い表せないので、ゴンブリッチの「美術の物語」から引用する。
“ルソーは、正確なデッサンの技術も印象派の技巧も全く知らなかった。彼はごくふつうの色を生のまま使い、はっきりした輪郭線をもって描いた。木の葉も、芝生の草も、一枚づつ丹念に描いた。目の肥えた人には不器用でぎこちなく見えただろう。しかし、彼の絵には、強くて率直で詩的な力が宿っていて、人びとは彼を偉大な画家と思わないわけにはいかなかった。”

ま、七めんどくさくかんがえずに、素直に「静謐」を楽しみましょう。
ピカソも言っていた、
“君たちは小鳥のさえずりを理解しようとするかい?ただ心地よく聴くだけだろう。何故、俺の絵を理解しようとするのか?”
でも、ピカソさん。キュービズムとか言って、あんな判じものみたいな絵を突き付けられたら、素人は理解に苦しみますよ。
あ、そこでナビ(素朴派)の画家の魅力が生まれるわけですな。わかった、わかった。
アンリ・ルソー展_b0084241_21202988.jpg

by n_shioya | 2010-11-09 21:23 | 美について | Comments(2)




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