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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
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何故かこのところベルゲンが懐かしい。
このノルウェーの世界遺産にもなった港町は、二度訪れている。 初回はストックホルムからの日帰りの旅。 ブリュッゲンの波止場を散策し、グリークの山荘を訪れただけのあわただしい旅だった。 2回目は、金沢医大の塚田教授夫妻をお連れして、ゆっくりと2泊することができた。 コペンハーゲンの学会を終えて、せっかくだしどこかもっとスカンディナビアをお見せしたいと、あれこれ思い悩んだ。 当然ストックホルム、オスロー、ヘルシンキなどが頭に浮かんだだが、ここはやはりフィヨルドをと思い、ベルゲンを選んだ。 幸いベルゲンを起点とした“ノルウェー・イン・ア・ナットシェル”というツアーがある。 二泊三日の滞在の中日をそれに充てることにした。 早朝、ベルゲン発の急行に乗りこむと、列車は針葉樹に囲まれた湖のわきをひた走る。 ミルダールでローカル線に乗り換え、フラム谷の急勾配を下りて、ソグネ・フィヨルドにたどり着く。そこから遊覧船でフィヨルドの景観を楽しみながらクルーズを続けると、グドヴァンゲンの波止場に到着する。そこで大型バスに乗り換え、つづら折りの急坂を上り、山頂の村ヴォスで列車を捕まえ、ベルゲンに戻る。 ナットシェルとはよく言ったもので、一日でノルウェーの自然とフィヨルドが堪能できる。 フィヨルド巡りの時、同じ列車に乗り合わせた日本人夫婦とお近づきになった。御主人は理研にお勤めの科学ジャーナリストで、ご夫人はゲド戦記の翻訳で知られる児童文学者清水真砂子さん(旧姓)だった。 翌日、グリークの山荘を訪れると、又そこで御夫妻にお会いした。縁は異なもので、以来御夫妻とは交流が続いている。 針葉樹に囲まれた北欧の湖。 想い出すだに吸い込まれそうな魔力を感じる。“山の精気”のなせる業だろうか? ▲
by n_shioya
| 2010-09-26 21:34
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日) 以前の記事
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