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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2010年 08月 09日 ( 1 )
代替医療のトリック
今「代替医療」と格闘している。
代替医療とは平たく言えば民間療法のことだが、僕はこれまでアンチエイジング・メディシンの手法の重要な一部と考えていた。
ただ、必ずしもはっきりした疾患を対象にしてないことが多いので、そのエビデンスを証明しにくいのが泣き所と思っていた。
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だが、今読み始めた「代替医療のトリック」によると、そのほとんどが効果がないか、危険性さえあるということがすでに立証されているという。
著者の一人のサイモン・シンは優れた科学ジャーナリストであり、今一人の共著者エツァーと・エルンストは世界初の代替医療の教授である。

彼らは代替医療を「主流派の医師の大半が受け入れていない治療法」と定義づけている。
著者らは代替医療そのものを否定しているわけではない。
むしろ壊血病の場合のレモン汁のように、主流派の受け入れなかった療法が、長い年月を経て、正当な治療法となった例を上げ、効果が科学的に立証されれば取り入れるべき、というのが著者らのスタンスである。

そして「鍼」「ホメオパシー」「カイロプラクティック」「ハーブ療法」について詳細な科学的分析を試みている。」
そして最後に、現在代替療法といわれているもののほとんどすべてについて、その効果の信ぴょう性について結論付けている。

ではなぜそれでも代替医療が盛んになっているか?
まず、「冷たい主流の医療」にたいし「温かい代替医療」というイメージの存在がある。
今一つ、科学に対する反感もあるのでは、と著者らは指摘する。
「人工的」「西洋的」「分析的」といったキーワードで括ってしまう。
その反対を代替医療に期待する。
すなわち「ナチュラル」「トラディショナル」「ホーリスティック」の三つのキーワードだが、そこに落とし穴があるという。

僕は民間療法に関して、複雑な思いがある。
それは親父が内科医として、「手のひら療法」を信じ、その他鍼灸を含め、ありとあらゆる民間療法を試みてきた半主流派の医師だったからだ。
その中に何か本当に効果のあるものもあったのか、改めて見直す気になった。
by n_shioya | 2010-08-09 21:58 | アンチエイジング | Comments(8)




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