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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2009年 10月 23日 ( 1 )
日本の医者はどこに消えた?
日本から医者は姿を消してしまったのだろうか。

今日友人から再三電話があった。
最初は朝。どうも体の具合が悪くて新型インフルエンザのようだと言う。
この2週間、子供たちが順繰りに新型にやられており、症状が全く同じなので、まだ熱はないが、心配だという。
とりあえず近くの公立病院に行くように促した。

2時間後電話があって、熱もないのになぜきた、と追い返されたという。担当の若い医師は顔も見ず、もちろん喉を見たり、聴診器で胸を聞いたりなどせず、コンピューターの画面とにらめっこをしているだけだったそうだ。38度以上にならなければ、診察はできないという。

午後になってまた電話だ。やはり発熱して8度5分になったがどうしよう、と泣き声である。
本来新型の時は、まず保健所にというルールはあるので、そのことを言ったら、子供たちの時には保健所からまわされた私立病院で、もっとひどい扱いを受けたので行きたくないという。
ならもう一度、やっと熱が出ましたと元の公立病院に行ってみたら、と言うしかなかった。

そして最後の電話で、公立病院に言って看護師さんに、朝の医師だけは見てほしくないと泣きついて、やっと別の医師にまともな診察を受けることができたと報告があった。

確かに新型インフルエンザに関しては、行政の対応が混乱を招いているが、問題はもっと根本的なところにあるようだ。
目の前に患者がいたら、行政がどう決めようと、患者が何できてようと、まず患者の訴えに耳を貸し、医師としては当たり前の診察をすること。この常識が失われている。いや、まともに聴診器を使うことすら習っていない医師が増えている。
患者はコンピューターの画面にしか存在しない。
採血は看護師がやり、検査は高価な検査機器が行い、医師はただパソコンに送られてくるデータを見るだけである。その判断までソフトが自動的に行ってくれる。
患者の診察など、石器時代の効率の悪い行為は医療とは考えたくないようだ。

本物の医者”はどこに行ってしまった?
by n_shioya | 2009-10-23 23:41 | 医療全般 | Comments(8)




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