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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2009年 09月 05日 ( 1 )
「語り」の世界
今日は得難い経験をした。
「ストーリーズ」グループの三人の声優の「語り」を聴いてきたのだ。

「語り」は太古から引き継がれてきた人類の文化とも言える。
それが文字の創生、そして印刷術の発明とともに、「読む」活字文化へとシフトしてきた。さらに映画の出現で映像の文化が加わり、現在はテレビの発展で、活字文化も押されぎみである。

“百聞は一見に如かず”と言うが、テレビの映像はインパクトが強い。だが、それが今はのさばりすぎて、報道がゆがめられてきた感がある。
ヴィジュアルの効果がなければ、たとえどんなに重要なニュースであっても、後回しか無視するのが、テレビ業界の悪弊だからだ。
視聴率が神様のこの業界では、ヴィジュアルなスキャンダルほどおいしいネタはない。

そんな時、加藤精三の三人のお弟子さんによる「語り」の世界は、一服の清涼剤であった。
ごく当たり前の民話や短編が、声優たちの心のこもった「語り」で、新しい息吹が与えられる。
語られた作品は
「月あかりの中庭」  作者:立原えりか   語り:雨宮京子
「おこんじょうるり」 作者:さねとうあきら 語り:高見沢絹江
「ひばり笛」     作者;杉本苑子    語り:倉田美香
の三つである。
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ヴィジュアルに頼る弊害を説きながら、すでに我々の世界ではスライドが必須で、今はパワーポイントなしには、短い講演すらできなくなってしまった。
特に僕の力を入れている「見た目のアンチエイジング」では、画像がなければお手上げである。
だが、映像に頼れば頼るほど、その場でのインパクトはあっても、肝心の中身というかメッセージは希薄になってしまうような気がしてならなかった。
これを機会に一度、スライド抜きで、「語り」だけで聴衆を魅了してみたいものだが。
それにはまず、加藤精三先生に弟子入りをさせていただくか。
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by n_shioya | 2009-09-05 22:55 | コーヒーブレーク | Comments(5)




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