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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2009年 08月 24日 ( 1 )
膝の痛みのその後
膝の不具合がまだ続いている。
三か月ほど前、ひざの内側の件の付着部に痛みを感じ、別に痛めたわけでもないので、“いよいよ来たか”と覚悟して整形外科の診察を受けたが、心配はないということだった。
“いよいよ”というのは、関節の中でも加齢でまずやられるのがひざの関節で、変形性関節症と呼んでいる。
平たく言えば関節面を保護している軟骨が摩耗して、動きがギスギスと痛むようになるのだそうだ。

ひざの運動を綿密にチャックし、レントゲンでも異常は認められないので、一過性の腱鞘炎でしょう、厳密にはMRIをとらないとならないが、その必要もないという御託宣だった。
痛みは間もなく治まったが、ひざを曲げ伸ばしするたびに、腱がコリッと動くような感じで、コキンと音がする。心配ないと言われても、いやな感じである。
では、専門家の指導をということで、リハビリに回された。

専門家の話はこうだ。
ひざは最もストレスがかかる関節で、多くの筋肉が付着して進展屈曲の際にバランスを保っている。最も多いトラブルの一つに、ある県の付着部に軽い炎症がおこり痛みを伴うと、それをかばうために一部の筋肉が一時的に弱くなる。そのため元来は垂直軸で動く関節が、軸が横にぶれて関節面がこすれるようになるという。
“これが続けば軟骨に異変も?”
“そういう場合もありますね。”
ということで、弱った筋肉を強めるための筋トレを教えてもらったが、決して容易ではない。

整形外科の主治医に、なんとか軟骨の退行を防ぐ手立ては、と伺いを立てると、“いや、だめですね。これからは、”というのは僕の年ではということらしいが、“軟骨は劣化するだけですからね。”とあっさり言われてしまった。
“すると究極は手術と言うことも?”
“ないわけではありませんね。”
てのは人工関節ですか、冗談じゃない!

僕が長年かかわってきた再生医療の分野では、このところ軟骨細胞の培養移植が盛んになっている。
正常でもストレスで摩耗する部位の組織が、培養細胞を移植しても耐えられるはずはないだろう、というのが僕の冷ややかな見方だったが、このへんで考えを改めて、培養条件下で軟骨細胞の強化を図り、変形性関節炎の治療を可能にしなければ、と痛感した。
ただ、自分の関節の再生に間に合うかどうかは疑わしいが。
by n_shioya | 2009-08-24 21:42 | 老年病 | Comments(8)




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