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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2009年 07月 19日 ( 1 )
シグニフィカント アザース
Significant others という言葉はいつごろから使われ始めたのだろう。
僕が知ったのは10年ほど前、学会参加の登録からである。

昔からアメリカの学会は夫人同伴が通例だった。
プログラムも婦人方の為のレディースプログラムが設けられていた。
従って、参加申し込みも、夫人同伴か否か書き込むようになっていた。始めのころはspouse という枠をチェックするようになっていた。
そのうち、娘の場合もありということか、accompanying person という言葉が使われるようになった。同伴者というわけである。
それが最近では、よくsignificant others という言い方に変わってきた。
Oxford Dictionary を引くと
「a person with whom someone has an established romantic or sexual relationship」とある。
平たく言えば同棲関係を公認しての言いでもあり、欧米の結婚の形態の変化がうかがえて面白い。

元来アメリカは離婚率が高かったが、その中でも形成外科医は群を抜いていた。
学生時代に看護婦と結婚し、開業して年収が増えるに従って、文字通り乗り換える。中には、3度4度という猛者もいた。
我々はそれをmortality rate(死亡率)と呼んでいた。

学会では懇親会の前にその辺の事情を探っておかないと、失礼することがあるので気を使う。だが、たいていの場合、当人たちはあっけらかんとしたものだ。
昔夫婦同士で仲良く付き合っていた奴が、若い子と手を組んで現れ、『おれは初めて幸せを知った』などぬかすと、返事のしようがなくなる。

抗加齢の世界では高齢者のQOLの評価で配偶者の有無が重要視されている。
配偶者の喪失は非常なストレスであるが、離婚はさらに大きなリスクファクターとされていた。
そして最近は、独身の方、また配偶者を亡くされた方にとって、significant other の存在は、老後のQOLを高めるうえで大変効果的な要素である、と強調されるようになった。
ただし、「失楽園」のリスクはしょいこまぬようにとの但し書きがあったことを付け加えておく。
by n_shioya | 2009-07-19 20:37 | アンチエイジング | Comments(6)




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