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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2009年 06月 14日 ( 1 )
聖堂コンサート
今横浜は開港150周年ということで、観光客でにぎわっており、山手カトリック教会も、観光名所の一つになっているようだ。
その聖堂でバロック・コンサートをと考えたのはもう20年以上前のことである。

幸い僕の幼稚園から高校までの友人に、芸大でビオラを教えその教え子を集めて弦楽アンサンブルを作った男がいた。
朝妻文樹とアカデミカー・アンサンブルである。

ライプチッヒのゲバントハウスを例にとるまでもなく、教会と音楽は切っても切れない縁がある。
朝妻君の話では、カテドラルの音響効果はバロックにうってつけだ、日本でも是非試みたいという。

新しい試みにはとかく反対が予想されたので、まず、教会委員の数人を味方につけた。
また、ちょうどパイプ・オルガンを入れようということで、何年も前から専門委員会が動いていたが、資金面で難航していたので、その資金集めに役立つなら、と委員会の賛同も得た。
次は神父さんの説得である。
これも幸いなことに音楽好きな方で、是非勧めてみようとおっしゃる。ただ、パイプ・オルガンをあまり表に出さぬ様注意された。パイプ・オルガンは高価だし、維持に経費がかかるので、しばしばその導入をめぐって信徒のグループが割れることがあるという。

その後紆余曲折はあったが、1987年に無事第一回「横浜山手教会聖堂コンサート」を開催できた。おかげさまで好評で4年ほど続いたところで、指揮の朝妻君が肺がんでお亡くなりになった。享年58。
聖堂コンサートはその後も別の形で続き、無事パイプ・オルガンも導入された。

今宵またその聖堂で、チャーリティ・コンサート「テノールとオルガンの夕べ」が開催され、素晴らしいテノールとオルガン演奏に酔いながらも、若くして逝った、朝妻君のことを思い出すことしきりだった。

聖堂コンサート_b0084241_1503333.jpg

by n_shioya | 2009-06-14 22:41 | コーヒーブレーク | Comments(7)




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