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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2008年 09月 07日 ( 1 )
美しさという神話
b0084241_11263572.jpgリタ・フリードマンの「美しさという神話」を読み終えた。
原著は20年前の出版で、14年ほど前に翻訳されている。クリニックの浜中先生も高校生の頃読んだと言われるので、其の頃話題になった本なのかもしれない。
著者は心理学者で著述、講演のほか、カウンセラーとしても活躍しておられる。

僕がモタモタ紹介するより序文から引用したほうが手っ取り早いので・・・

「・・・この本は、女性の人生に対する“真実”を問わんとする絶え間のない研究努力の一つである。この本では、美しさを女性であることの重要な要素として検証している。また、理想化された女性美と、女性は劣っていると言う根深い思い込みとの間の関係について考察している。美しさがいかに女性の地位を高めると同時に、女性に従うことを強いてきたかについても探求している。
この本は、美しさに反対する本ではない。また、自分の魅力を高めようとする人たちを批判するものでもない。外見は重要であり、今後も重要であり続けるだろう。美しさは敵ではない。むしろ私たちは皆、男であれ女であれ、女性の身体に強迫的な関心を持つことを助長するようなシステムによって縛られているのだ。人間関係を高めもし、損ないもする美しさの力を評価することで、美しさと言うものを、より現実に即してみることができるだろう。よりよく知ることによって、変革は可能になるものだ。・・・
新たな美しさのイメージが必要なのだ。・・・」

著書のすべては序文のこの一節に凝縮している。
原著名の「Beauty Bound」の方が著者の主題をよく表しているようだ。
そして著者の言うシステムに直接、間接に加担してきた者としては、色々と考えさせられる名著である。
ところで、新たな美しさのイメージとは?
興味のある方は現物でどうぞ。訳者は常田景子氏、出版社は新宿書房と言うところです。
by n_shioya | 2008-09-07 18:26 | 美について | Comments(4)




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