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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2008年 02月 28日 ( 1 )
形成外科医とデッサン
ところでより腕の良い“魔法使い”になるために、1973年に北里大学で形成外科を始めるに当たって、僕はまず次のことを試みた。

それは皆でデッサンを勉強することである。といっても、絵が上手になるのは必ずしも目的でない。
カルテに患者さんの顔や、手術操作をスケッチするから、絵はうまいにこしたことはないが、目的は観察眼の養成にある。言葉を変えれば、如何に自分の目が不正確かをしってもらうことにある。
そして、多少なりとも美的センスが養われれば、それに越したことはない。

週に一晩、専門家に指導を仰ぐ。これを三カ月続けると、結構デッサン力がつく。始めは静物画、そして最後は自画像で締めくくる。

これを毎年続けるうち、副産物として面白いことを発見した。自画像がその人の性格を暴露するものである。例えば性格的にバランスのとれた男は、やはりバランスのとれた顔を描く。ある時、頭はキレルが、はらはらするような手術ばかりする男がいた、その自画像はゴッホそっくりだった。
よし、これからは採用試験の面接に、自画像描きを入れようという話にまでなった。
by n_shioya | 2008-02-28 22:10 | 手術 | Comments(3)




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