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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2008年 02月 19日 ( 1 )
美人は善人か?
ビューティ・ポイズン(ボトックス)の話題が出た機会に、再び美の問題に立ち戻ってみたい。
まず“美しいものは善か”という命題である。

一昨年、医史学の大家、北里大学の立川昭二名誉教授アンチエイジング・センターを訪ねてくださった折、ゲストブックにギリシャ語で“カロカカディア”という言葉を書き記された。
美しく、良く生きる”、という意味だと伺い、これこそアンチエイジングのモットーとすべきと感じ入った。

ところで “美しいものは善”、であるというのは、プラトンやサフォーからも伺えるように、ギリシャでは伝統的な考え方であった。ギリシャの彫像は、美の規範であると共に、善を表しているとも言える。

これは今でも本音のところで、僕たちにも影響を与えている考えではなかろうか。
たとえばおとぎ話のお姫様。色あくまで白く、顔立ちは愛らしく描かれている。
それに引き替え、魔女は鷲鼻で、色黒。いかにも性格がねじけている。
この反対は考えられない。

だがそうすると、顔つきで人の善し悪しを判断してよいのかということになる。
事実そのような見地から、顔の分類を試みたのがロンブロゾーという男である。これをフィジオグノミー(physiognomy)という。
しかし実際これを当てはめてみると、矛盾だらけということが分かって、いまはかえりみられない。

だが、性格が良くても、顔で損をする場合は幾らも考えられる。
これが場合によっては人を犯罪に追い込み、叉、更生を困難にするのではないかと、受刑者美容外科を受けさせてリハビリを容易にする試みがアメリカで試みられている。
実は僕もオルバニーでの修行時代に、そのプロジェクトに参加して、受刑者に美容外科手術を施している。

この僕のアメリカの監獄での生活という貴重な経験については明日のお楽しみに。
by n_shioya | 2008-02-19 22:31 | 美について | Comments(3)




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