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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2008年 01月 09日 ( 1 )
男と女
男と女の間には、決して埋まらぬ溝がある、と誰かさんが言っていたような気がする。

早い話、僕も配偶者も東京生まれの東京育ち。二人とも標準の日本語を話す。しかし、家では話が通じないことはしばしばある。
だから、と僕は良く冗談に、日本語を習おうかというアメリカ人に言い聞かせる、日本語というのはこれほど難しいと。
すると相手は言いかえす、それは英語でも同じだと。
やはり男と女違う種族なのかもしれない。

たとえば日常生活で待ち合わせ鬼門である。
うまく出会えるのは三回に一回と言ったら、配偶者にはまた大げさなとしかられるかもしれないが、それに近いことは確かだ。
決めた場所は同じはずでも、お互いはまったく別の場所で待ち続けるという不思議な現象はしばしば起こる。最近はボケが加わって、この現象はますます頻発するようになった。

日本人同士でもこうなら、国際結婚となればそのギャップは大げさに言えば、グランドキャニオンにも匹敵することがあっても不思議ではない。
はじめは二人とも盲目であっても、やがてその深淵に目をむくこととなる。

最大の原因は“愛情の表現”の相違のようだ。
三船敏郎の昔のコマーシャルのような、“男は黙って何々ビール!”などアメリカ女性には通用しない。
言挙げの国の女性は “I love you!”と明確な表現を要求する。

その代わり彼女らは、自分なりに夫を喜ばせようと努力する。
何時までも若さをと皺伸ばしの手術を受け、たれた乳房をリフトし、腰周りの脂肪を吸引する。
これも皆愛する夫の為と痛みをこらえて。もちろん金は夫の懐から出るが。
このような努力が日本人の夫を白けさせるかもしれないとは夢思わない。

だが、もっと深刻なのはセックスライフのようだ。
男性の場合、年齢を重ねても最も旺盛なのはギリシャの男。最も情けないのは日本の男性とはよく言われることだ。
そして白人女性は、年を経るほどに欲求はいや増すばかり。白人男性はその期待に答えるべく機能維持にいじましい努力を重ねる。

アメリカ人にとって抗加齢医学とは、“美と健康”などという奇麗事ではない。学会の議論も大半はセックスライフに直結するそのものずばりの話題といっても過言ではない。

これで日本の男性と白人の女性のカップルに破局が訪れた場合の、裏の理由の一端はご理解いただけるかな。

でも夫婦といえども別の人格。多少のギャップは当たり前。開き直ってそのズレを楽しむことも、サクセスフルリビングのコツといえるでしょう。
by n_shioya | 2008-01-09 22:58 | QOL | Comments(2)




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