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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2008年 01月 03日 ( 2 )
誰が正月を殺したか
日本の正月はもはや消滅してしまったのか。

今日は一月三日
昔ならまだまだお屠蘇気分で、年始廻りが続いたものである。
行く先々でおせちがすすめられ、若いものはカルタに興じ、トランプではない百人一首ですぞ、車に占拠される前の公道は、羽根突き凧揚げ、と子供たちの格好の遊び場と化した。

一つには、元日から三日まではすべての店がお休みになった。だから大晦日は皆駆けずり回って、食糧を買い込み、おせちを用意し、三ヶ日に備えたのである。
この三日間は神聖な期間であり、不要の仕事はすべて休むことが、日本に生まれた者の特権であり、いわば美徳でもあった。

アメリカで初めてのお正月を迎えたときの事を思い出す。
クリスマスは神聖でしかも華やかに祝い、大晦日は派手なドンチャン騒ぎで一年の幕を閉じ、元旦となるともう気抜けして、一日だけの唯の休日に過ぎなかった。
年の変わり目という節目に欠けた、何か臍を失ったような締まりのない感じだった。

その後日本の正月から門松が消え、初夢も言葉自体が消滅し、デパートも二日から開くようになり、便利にはなった今、何か味気なさを感じるのは僕だけだろうか?
これに止めを刺したのは元旦でも開いているコンビニだと言いたい。

最近は年末年始を利用して海外に出かける人は多くなったが、“年越し”という“お祭り”の感じは失せて、もはや連休の一つに過ぎない。

だが、正月消滅の一番の原因は、戦後、年齢が“数え年”から“”に切り替わった事だと気がついた。
もう今の人たちは何のことか分からないかもしれないが、昔数え年の頃は生まれればすぐ一才、そして正月ごとに一つずつ年を重ねていったのである。という事は大晦日に生まれた赤ちゃんは次の日に二歳となる。

だから皆いっせいに一つ年をとる元日が一年のうちでもっともお目出度い祝日であったのだ。
ちなみにその頃はわが国では誕生日を祝う風習はあまりなかった。

いまさら正月を取り戻せといっているわけではない。
ただ、人は年に一度は頭を空にして、体を休めるときがあったほうが良いと思う。
ちょうどフランスでは夏のバカンス、アメリカ人なら感謝祭、イスラム教だとラマダンだったか、それぞれの文化が、一年の中に安息の時期を設けてきたのは、毎週日曜日が安息日としてあるように、人間の知恵が生んだしきたりであり、それなりの意味のある事と思う。

といいながら今年もこの三ヶ日、毎日コンビニデパートのお世話になってきた我々ではあるが。
by n_shioya | 2008-01-03 21:51 | コーヒーブレーク | Comments(2)
キリストの割礼
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そう昨日書き忘れてしまった、大事なことを。
灘万の後、親父のところに行く前に、教会でミサに与かった。
え、カトリックにも元旦が?
いや違います。キリストの割礼の記念日なんです。
割礼
ああ、そのお、包皮に割を入れる、つまりそのお、いや有体に言うと、包茎の手術ですな。
ユダヤの男なら誰でも受けている、要するに昔からユダヤ民族が神との契約の印に行ってきた儀式ですよ。

キリストもそのしきたりに従って、生後一週間で包茎の手術、いや失礼、割礼を受けたので、クリスマスからちょうど一週間経った元旦が、その祭日ということになる。

包茎の話はともかくとして、忘れてならないのは、キリストユダヤ人だということだ。
ユダヤ民族は聖書の伝えを信じ、救世主を待ちわびていた、自分たちを異教徒の支配から解放してくれるはずの。
ところが彼らにとってキリストが期待はずれと言うか、ユダヤ教にそむく振る舞いをしたと感じ、十字架に貼り付けてしまった。
しかし実際には、キリストの教えユダヤ教の教えに基づいている。新約聖書キリストも、旧約聖書の延長線上に存在することを忘れてはならない。

ややこしのは、旧約聖書ではユダヤ民族の救い主だったキリストが、新約聖書の時代には全人類の救い主に変貌したことである。この辺の移り変わりが、不勉強の僕にはまだ良く理解が出来ていない。
そしてキリストはユダヤ人であったのに、後世のキリスト教徒たちがユダヤ民族を迫害し続けたというのも、分かるようなわからぬような、どっちもどっちといえる複雑怪奇な悲劇である。

いずれにせよ、ブログで軽々に論議すべき問題でないことは確かだ。
by n_shioya | 2008-01-03 00:08 | QOL | Comments(0)




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