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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2007年 12月 29日 ( 1 )
闇社会の守護人
かねてから、ヤメ検の心の中でははどう価値のすり替えが行われているのか不思議だった。
ヤメ検とはご承知のように、検事を辞めた男が弁護士になり、攻守立場を反転した第二の人生を送る男の言いである。

ちょうど麻薬取締官が、麻薬の密売を始めるようなもので、取締り側の手の内を知り尽くしているので、手ごわい相手となるのは想像に難くない。
だがら政治家が汚職であげられたときに最も頼りにするのは、ヤメ検であることは言うまでもない。

そこへ最近、大物ヤメ倹の一人、田中森一の手記が刊行された。
題して“闇社会の守護人と呼ばれて”。

伝説の辣腕特捜検事として名を挙げ、87年、弁護士に転身。2000年、石橋産業事件をめぐる詐欺容疑で東京地検に逮捕、起訴され、現在上告中である。
出版は幻冬社。さすが見城社長、目の付け所がうまい。

究極のミーハー”と学生からおだてられてきた僕としては、これは必読と思い、先回の出張の際、新幹線の往復で半分ほど読んだところだった。
これが実に面白い。
ちょうど恥部といっても人体の必要不可欠な部分であるように、闇社会もそれなりに日本社会を支えており、またそれがあるので、表社会奇麗事ですますことが出来るという事実が、克明に描き出されている。

同様に被告人の立場の男、佐藤優が書いた“国家の罠、外務省のラスプーチンと呼ばれて”とあわせ読むと、検察がいかに事件をでっち上げていくかのプロセスが明快になって興味深い。
盗人にも三分の理”というが、“ヤメ検にも三分の理”といったところか。

ところがその“闇の守護人”を半分読みかけのまま、新幹線の中に置き忘れてしまった。
また買うのも業腹なのでそのままにしておいたが、今日オアゾの丸善でまた平積みになっているのを見つけ、癪だが再度購入し、今読み終えたところである。
闇社会の守護人_b0084241_7544861.jpg

by n_shioya | 2007-12-29 23:06 | コーヒーブレーク | Comments(2)




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