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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2007年 11月 12日 ( 1 )
キリストの香り
かつて栄光学園フォス先生という“名物校長”がいた。イエズス会の神父で学園の創設者でもある。

僕の長男が栄光でお世話になったので、何かとフォス先生のお話を聞く機会があった。
そのフォス先生が、僕のガールフレンドですよ、とよく冗談交じりに褒めちぎっておられたのが、岡山のノートルダム大学シスター渡辺である。
シスターの場合は“名物”では失礼で、大変な“人気校長”と申し上げるべきだろう。

御著書も多く、愛読させていただいているが、お話を聞くのは昨日が初めてだった。
キリストの香り」というテーマで、もう80才前後のはずなにに、立ちっぱなしで2時間近く山手教会のお御堂で話された。

優しいお声で、温かみのある話をされる。しかもすべてあたりまえのことだが、よくよく考えると内容は厳しい。
たとえば世の中に雑用というものはない、すべて与えられた仕事は相手のためを思い、心をこめてやれば、自分の幸せにもつながる。だが用を雑にすませば雑用になってしまうといったようなお話。

そして今日のお話の中心は “クリスチャンたるものはまず喜びを持ち、絶えず祈り、そして感謝の心を持つこと”というパウロのテモテ書の一節の引用であったが、ご自分の体験を中心に展開されるお話は、大変現実的かつ現代的であり、絶えず学生に接し、その生態に通じておられるからか、“ケータイ”、だの“出会い系サイト”などトレンディな言葉も連発され、古い信者さんなどはいささか面食らわれたのではないかと思う。

そう、エステだのプチ整形だの、こちらに関係のある言葉も飛び出してきた。
これは、女子学生が容姿のキレイさにこだわるのも悪いことではないが、同時にを美しくする努力も、もっと大事だと教えるようにしています、というお話のときだったと思う。
形成外科医たるものも心すべきである。

特に僕の心に響いたのは、“時間を大事にしなさい。なにをするにもパウロの言葉を思い出して、三つの心得を実行なさい。
雑用と思って時間を無駄にすることは貴方の命を無駄にすることですよ。”というお言葉だった。

健康長寿を達成しても、それで得た時間をエゴのためだけに費やしていたら、何が生きがいなんだろう。
アンチエイジングに関わってきて、その命何のため?という問いかけに頭を悩ましていた身としては、なんとも耳の痛い話だった。

ところで表題の「キリストの香り」だが、クリスチャンたるもの、パウロの教えにのっとってを図り、仄かにでもキリストの香りが漂うようになってほしいというご趣旨だった。
絶えずクリスチャンらしからぬ異臭を漂わせている僕としては、これもまた耳の痛い話だった。
by n_shioya | 2007-11-12 16:59 | QOL | Comments(0)




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