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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2007年 11月 08日 ( 2 )
今時の若いものは・・・
ロゼッタストーンっての知ってるでしょう。
あの大英博物館の目玉、エジプト時代の大きな石で、象形文字、ヒエログラフがびっしり刻まれている。
誰かさんが一生懸命そのヒエログラフ解読したところ、なんと “今時の若いものは・・・”というのが書き出しだったというジョークを聞かされたことがある。

つまり世代間のギャップは今に始まったことではなく、古今東西を通じての課題で、むしろ“今時の・・・”というせりふを口にするよになれば、そろそろ己れも老化が始まったという自戒ととるべきであろう。

“そうはいっても今の奴らは、”と、昨夜の自由が丘クリニックの集まりでは、最近入局してくる若い医師たちの行状を、皆一様に慨嘆していた。
ガッツがないし、目先の利益しか考えない、モラルに欠けている等々。
集まったメンバーは皆僕が現役の頃のスタッフたちである。
が、よく話を聞くとあまりあの頃と変わりないような気もしてきたが、失礼に当たるので発言は控えておいた。
そもそも今時の若者が手本としてているのが、永田町や霞ヶ関の住人、そして企業のトップ連中ではないだろうか。

ただ確かに、医療を取り巻く環境の劣化で、医師の質や価値観劣化してきているのは否めないようだ。
最近とみに医療崩壊が話題になるが、これが若い医師のやる気をなくして、安易な道へ走らせていることも間違いない。

その安易な道落とし穴の一つが、今はやりの美容外科である。
がんじがらめの保険制度の中で、唯一自由診療が可能な科として、志望する医師も急増しているし、患者の関心も高まっている。
それをあおるかのように、このジャンルはワイドショウの餌食となり、タレントまがいの医師が続出してきたし、芸能プロダクションのお抱えになった医師もいるようだ。
嘆かわしいことである。
医師がプライドを捨てれば、怖いものはない。極端な言い方をすれば、医師免許という“殺しのライセンス”ともっているようなものだから。
もちろん僕は決してパブリシティを否定するものではない。
今はメディアの時代だ。むしろ正しい啓蒙は積極的に行うべきと思う。

“そのために我々は何をなすべきか、”というのも昨夜の自由が丘クリニックでの討議のテーマの一つであった。

ちなみに昨日のシンポジュームは、僕の期待通り「シンポジオン、饗宴」であって、クリニックの近くのスポーツクラブで、海鮮料理を賞味し、ワインを傾けながら激論が交わされた。
ブログ用のフォトも撮り忘れたくらい、熱心な討議であった。
by n_shioya | 2007-11-08 23:59 | コーヒーブレーク | Comments(0)
饗宴
珍しく8時までぐっすり寝込んでしまった。
なんとなくもぞもぞとベッドのなかで夕べの余韻を楽しんでいる。
何かひどく満ち足りた感じである。

上海蟹尽くしのご馳走も良かった。
三山社長がライカの美女軍団全員を引き連れて、会を盛り上げてくださったのも嬉しかった。
なによりも皆で飲み食い語らうというのがこよなく楽しいということなのだろう。
饗宴_b0084241_10561545.gif

シチめんどくさい引用で恐縮だが、気の合った友と食事を楽しむことこそ、人間の根源的な営みであることは、プラトンの対話編、「饗宴(シンポジオン)」に鮮やかに描かれている。
更に言わしてもらえば、学問の場でしばしば行われるシンポジュームも、このシンポジオンから来ている

ところで昨夜のは、武田名誉教授が理事長をされている毛髪研究のNPO法人FMLの早めの忘年会であった。このところ毛髪研究の進展は目覚しいが、その先端を行くのがこのFMLである。

というわけで夕べは帰りが遅くなり、昨日のブログを今したためている。
今宵はまた、自由が丘クリニックシンポジュームに参加する予定である、いやもっと楽しいシンポジオン(饗宴)の方であることを期待している。
by n_shioya | 2007-11-08 09:51 | QOL | Comments(0)




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