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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2007年 01月 29日 ( 1 )
キズケアアップデート
“ところで今は誰と一緒なの?”
ひさしぶりに日本を訪れたKにまず僕はこう聞いた。
“イヤー、ずっとと続いている。結婚してもう八年だ。今度はうまくいっている。”
のっけからこう不躾な問いを発したのは、それまでは会うたびに違う女と一緒だったからである。
最初の奥さんには逃げられ、はじめて日本の学会に招いたときはフランス女と一緒だったが、その次に来たときは中国系のといちゃいちゃしていた。その後結婚したアメリカ女には8ヶ月で家財道具すべて持ち逃げされ、今の奥さんは彼の女性遍歴を承知で結婚したようである。

Kはアメリカの創傷治癒学会の大御所である。
ジョンス・ホプキンスで形成外科を修行し、東部の大学でコラーゲンを軸に創傷治癒の研究を展開し、もう30年来の付き合いだ。
グルメの大食漢腹囲メタボリックシンドロームの上限を倍ぐらい超えている。
僕より三歳若い72歳だが、2年前心筋梗塞で危うくあの世に行くところだったという。それ以来食には気をつけているというが、外套を着て銀座をよたよた歩いていると、いまだに達磨さんのようであまり縦横の区別はつけがたい。
研究意欲は相変わらず旺盛で、今度も二つばかりの創傷治癒がらみのパテントを携え、日本の企業に売り込みにきたところである。

両親のことがあり、このところ海外の学会はご無沙汰が続いているので、クリニックのそばの日本料理店ざくろで昼飯をご馳走して、アメリカの友人の消息や、今活躍中の若手の研究者についてアップデートしてもらった。
形成外科医が皆安直に金になる美容外科に走り、再建外科やまして地道な創傷治癒の研究者が減ってしまったと嘆いていた。

夕べ日本について、今週は毎日企業や自治体の方たちと折衝をつづけ、金曜日に帰国するという。
帰り際にサインしてもらったゲストブックには、
Keep Working!(仕事を続けよう!)”と読み辛い字で描いてあった。
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by n_shioya | 2007-01-29 16:50 | キズのケア | Comments(0)




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