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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
“私ほど雲を愛する人がいたら教えてほしい”
紅葉の山間の池のほとりに寝そべって、青空を眺めながらヘッセの「青春彷徨」の一節を反芻していた。 真綿のような千切れ雲が、キリンになったり、クジラに姿を変えたりしながら青空をゆっくりと遊泳していく。 石川啄木は言った、“雲は天才である”と。 そして僕はシャガールの言葉を思い出す。 “私にとっては、その人が詩人かどうかだけが大切である。詩人とはシェークスピアやゲーテのように「言葉を操る人」に限らないのは言うまでもないが。” ならば雲も立派な詩人であり、見る人を詩人にしてくれるのではなかろうか。 想念はさらに広がっていく。 昔フィラデルフィアにエーデルマンという心理学者がいた。交換教授で来日し、僕にとっては“心の恩人”であることは以前に書いたが、帰国後、手紙でこう書いてきたことがある。 “この狂った世の中で正気を保つには、『友』が必要です。” 僕はそれに、『自然』を加えたい。いや自然も大切な友の一人というべきだろう。 人類とは矛盾に満ちた愚かな集団である。 己が作り出す文明で自己を窒息させ、破滅を呼び込もうとする。 ちょうど人体が抱える、いわゆる自己中毒や自己免疫疾患のように。 これを吹き払ってくれるのが香ばしい森林浴であり、爽やかな潮風ではなかろうか。
by n_shioya
| 2008-10-17 22:57
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
山路さん:
仰せののとおり僕の幸せは、配偶者も僕同様に自然の愛好家だということです。
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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