|
|
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日の最大の収穫は特別講演「野口英世とロックフェラー研究所ーその研究マインド」だった。
野口英世は最近になって何かとと゛光と影”が話題になっている。今回は会長の要請で影の部分にはあえて触れなかったようだが、初めて耳にする秘話もあり、その研究生活には鬼気迫るものがあった。 恩師フレキシナーは、この男は考えを巡らすより、実験に没頭させたほうがよいと考えて、本人も寝食を忘れ、顕微鏡に取り付いていたという。 エディソンは、“天才とは99%のパースピレーション(努力と言うべきか)と1%のインスピレーションだ”と言ったそうだが、野口の場合はパースピレーションが99.99・・%だったと言えるのではなかろうか。 いまひとつの話題は“再生医療”である。 ことに最先端は脂肪移植、それも脂肪の幹細胞の再生医療への活用である。 最近分かってきたのは、脂肪組織といってもただの脂肪だけではない。今はやりの幹細胞と言って、他臓器に分化する未分化の細胞の宝庫だという。 つまり心筋梗塞で壊死した心筋も、脂肪組織から抽出した幹細胞が心筋に分化し、復活できるかもしれないし、当然脂肪細胞も作り出せるという。 つまり、三段腹の脂肪を乳房に注入すれば、豊かな胸とくびれた腰のグラマーに変身するという、女性にとっては一石二鳥のうまい話である。 その脂肪の幹細胞の抽出の器械もアメリカでは市販され、日本では厚労省の認可待ちだという。 いま一つ、パネルディスカッションの「海外留学の意義」では10ほどのスピーカーが自分の留学生活を振り返り、その得失を論じて、だが、やはり留学して初めて分かることもあるからと、最近退嬰的になりがちな若い医師に檄を飛ばしたくれた。 明日は何が聞けるだろう。楽しみである。 ![]()
by n_shioya
| 2008-10-02 23:34
| 医療全般
|
Comments(4)
今をときめく学会の最新のようすがわかるなんて、ありがたいことです。いつも楽しみにしています。
0
人間の欲望は果てしないですね。
こでまり さん:
ま、学会なんて偉そうなことを言っても、、こんな風に半分はお遊びですよ。
|
![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 アンチエイジング スキンケア 医療崩壊 キズのケア QOL 老年病 介護 手術 全身療法 食生活 サプリメント エクササイズ エステティック ヘアケア 美について コーヒーブレーク 医療全般 原発事故 睡眠 美容外科 再生医療 再生医療 未分類 最新のコメント
フォロー中のブログ
ICELANDia アイ... 九十代万歳! (旧 八... ・・・いいんじゃない? 京都発、ヘッドハンターの日記 美容外科医のモノローグ ArtArtArt 芙蓉のひとりごと 真を求めて 皆様とともに... ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|
ファン申請 |
||