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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
クリスマスディナーといえばターキー。そしてまたサンクスギビング(感謝祭)ではターキーこそ主役である。
だがそれはアメリカでの話。 40年前日本に帰ってからは、手軽さから我が家ではチキンがその代役を務めてきたが、昨日は次男の家で久しぶりにターキーディナーでイヴを祝った。 そしてまた、塩谷家のアメリカで初めてのターキーディナーの失敗談が蒸し返された。 クリスマス前に友人が冷凍のターキーを一羽プレゼントしてくれたのである。 早速大勢の友人をクリスマス・イブのディナーに招待した。 皆がカクテルを楽しんでいるとき、ではこれから焼きますといって、配偶者が冷凍庫からターキーのパッケージをおもむろに取り出したのである。 まだ、ガチガチに凍った丸ごとの七面鳥を見て、お客は皆唖然となった。 これだけのものを解凍するのには数時間ははかかるというのを、我々は知らなかったのである。すっかり青くなった。 だが、そこはお客はヤンキーだけある。皆面白がって大騒ぎ。 公園に出かけたり、飛行場で時間をつぶしたり、数時間後また集まって、無事オーヴンででローストされたターキーを切り分け、デザートも食べ終える頃には、もう日付はクリスマスに変わっていた。 この思い出話でしばらく盛り上がったが、配偶者の記憶では解凍が間に合わず、結局はターキーを解体して、オヴンに入れてなんとか間に合わせたような気がするという。 それはともかく、久しぶりにターキーを味わいながら、でも七面鳥は必ずしも美味しいものではない、唯、開拓民は味よりも量ということで、重宝がったのではないかという話も出た。 だが僕は、この如何にも野鳥といった味わいの、パサパサの肉を噛みしめながら、古きよき時代のアメリカを懐かしんだのである。
by n_shioya
| 2007-12-25 23:48
| コーヒーブレーク
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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