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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
医師の生命観
医師の生命観_b0084241_11261120.jpg医師の生命観」という本を読み返している。

日本メルク万有の季刊誌「CREATA」に掲載された32編に更に3編を加え、吉利和先生が編集された単行本である。
執筆者は僕と同世代の方もいるが、大多数は一世代上の方々である。

僕など正直なところ、永年医者をやっていても改めて「死と生」について深く考えたことがなかった。形成外科医ということもあり、ただひたすら切った張ったを楽しんできたというのが本音のところである。
だがクレアータに執筆を依頼された方も似たようなもので、依頼されて“改めて考察してみると”、という但し書きが随所に見られる。

ただ“改めて考察すると”さすがその道の権威だけ会って、各人各様の鋭い洞察が全編に溢れ、ここ一月ほど堪能させていただいた。

それでは己の生命観は?と切り込まれると、おい、一寸待ってくれ、というのが現状である。

ただ、吉利さんが序文の最後でで旨く括ってくれている。
「要するに、医師が「生命論」を苦手としているのは、信念がないからではなく、一般化抽象化になれていないせいであることを、理解してもらいたい」と。
by n_shioya | 2007-09-09 21:28 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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