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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は内分泌の泰斗、入江名誉教授にお招きを受けた。
同級生の加藤君も一緒だった。彼はアンチエイジングネットワークの理事でもある。 場所は東京會舘。出てきたご馳走はローストビーフ。 さすが東京會舘だけあって、ソン所そこらのロースとビーフと違い、味、生焼けの具合申し分ない。しかも脂身もそぎ落としてない。高脂血症、動脈硬化などの憂いは都合よくどこかにに吹き飛ばし、三人でぱくついた。 話題はさまざまだったが、入江先輩からいい事をお聞きした。 アンチエイジング医学と称して、成長ホルモンを乱用するのは止めて欲しい。 先ず、日本人のホルモンの正常値はアメリカ人ほど高くはない。したがって高い金をかけてアメリカの検査会社にサンプルを送ると、正常人でもホルモン不足と言われてしまう。 ホルモン補充を乱用すると、本人のホルモン産生が衰えるだけでなく、成長ホルモンは決して安いものではない。 一番よいのは運動をすることだ。運動で成長ホルモンは分泌を促すし、又、成長ホルモンは深い睡眠時に分泌が促進するので、運動して快眠を取ることは一石二鳥であると。 だが、アンチエイジングメディシンはこれからの医学で自分も期待をかけているので、学問的に取り組みたいと言うことなら、又、何らかの形で協力は惜しまないと言ってくださった。
by n_shioya
| 2007-06-22 23:37
| 食生活
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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