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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
アメリカ創傷治癒学会
定年になっても、アメリカとヨーロッパは年一回ずつは学会出席しようと心に決めていた。
それが去年は両親のこともあり、一度も日本脱出できず、フラストレーションがたまっている。
ことにアメリカの創傷治癒学会はマストのはずだったが、この春も欠席を余儀なくされた。その代わりに長崎大学の秋田定伯先生がいつものごとく、簡にして要を得たご報告をお送りくださったので、専門的ではあるが全文を引用させていただく。
文中WHS とあるのは、アメリカ創傷治癒学会のことである。

「フロリダ州 タンパは、フロリダ西海岸にあって、19世紀からフロリダ西海岸の交通の要として、更に商業拠点として栄えていましたが、現在は商工業、観光、保養都市として、近隣のClearwater Beach、St. Petersburgと共にタンパ湾沿岸都市圏を形成し、人口も260万人を越えます。また、アメリカ中央軍(United States Central Command, USCENTCOM)司令部があり、イラク・アフガニスタンでの軍事作戦の統合本部もあります。
スポーツ好きの方には、近年はニューヨーク ヤンキースの春期キャンプ地として、有名な温暖な海岸都市です。

今年度のWHS annual meetingは、SAWCのannual meetingと合同で開催されました。SAWC (Symposium on Advanced Wound Care)は主に看護師、PT/OTの方々、幅広い専門の医師から構成されており、学会参加者も数千人単位で非常に幅広く、一方WHSは主に基礎的研究者を中心としており、参加者も数百人単位です。二つの学会が合同開催された理由は、参加者の中でどちらにも参加する人が多いことと、創傷治癒に関する様々な問題点を学問的な側面と実践的な側面から大きくとらえ、更に効率的な研究を進めていこうとしており、少なくとも来年も合同開催されることが決まっています(2008年はSan Diego, 4月24日~4月27日)。また会の運営にあたり、その費用はSAWCからWHSに一定金額支給で契約しているとのことです。これにより、2つの会の運営が効率よく行われているとの事でした。

本年度の参加者は2,500名を越えており、アメリカ国内の参加者の他に、開催地が東海岸であったためか、ヨーロッパからの参加者が目立ちました。日本からは、東京大学 看護学の真田教授一行、川崎医大 形成外科 森口教授、久保先生、長崎医療センター 藤岡先生、小生 他の参加でした。“合同学会”の特徴として、臨床看護、リハビリなどの問題点の詳細な検討から、サイトカイン・幹細胞療法に至るまで、まさに“包括的”な創傷関連学会でした。
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(図1:registration deskにて。右側は、国立長崎居医療センター 形成外科 藤岡正樹 部長)

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(図2:会場内ロビーにて。左から 藤岡正樹部長、川崎医大形成外科 久保美代子講師、筆者)

世界的にも、創傷治癒学は基礎的な研究と実践的な創傷ケアの統合が計られており、今後の我が国での創傷治癒学の発展にも大きな影響を与えることと思います。
今後とも、各々の専門分野、国境を越えて、更なる交流と発展を祈念しております。

また、Tampa近郊には大変すばらしいビーチも多く、学会前日夕方に到着して、直ちに空港から1時間のClearwater Beachでは夕焼けにさしかかっており、ビーチバレー、磯遊びに興じる家族連れと共に、優雅で壮大な景色でした。
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(図3: 学会前日 夕方のClearwater Beachにて)

長崎大学 形成外科 秋田定伯」
by n_shioya | 2007-05-22 18:03 | キズのケア | Comments(0)


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