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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
日本の医療の崩壊が叫ばれている。
医療過誤、医師不足、医療費高騰等々、確かにいま医療は危機に瀕しているように思える。 その原因は?そして対策はあるのか? この大問題と大真面目に取り組んできたのが「、医療を考える医学者会議」である。 その第六回が昨夜、横浜ベイシェラトンで開かれた。 我々が抱える問題は膨大であるが、これまでは研修制度を中心に主として議論してきたので、この辺でそのあらましを取りまとめ、小冊子として出版することになった。 討議の詳しい内容はその冊子をご覧頂くこととして、主な論点は ①本当に医師不足か、又その原因は ②現行の研修制度の功罪。どうも罪の方がはるかに功を上回っているようだ。 ③卒前教育の年限の延長は必要か。必要ないというのが結論であった。 ④専門医制度の枠組みを整え、それに合わせて研修制度を見直す。 ⑤現行の保険制度は矛盾をはらみ、すでに崩壊の危機に瀕していることの認識。 ⑥経営学の視点からは、医療は提供者が価格設定を出来ないおかしな事業であること。 ⑦プライマリーケアをどう位置づけ、研修するか。 ⑧アメリカとは医療制度、社会の仕組みが違いすぎる。 などなど問題は山積していた。
by n_shioya
| 2007-04-29 21:28
| コーヒーブレーク
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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