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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は又、この春防衛庁跡地に開設予定の東京ミッドタウンクリニックの田口院長から、その後の進捗状況についてお話を伺った。
アメリカのジョンスホプキンス大学と提携した大変ユニークなクリニックで我々は大いに期待している。 ジョンスホプキンス大学というのは医学校としては名門中の名門で、医学教育では世界の頂点に立つと言っても過言ではないだろう。そのお墨付きはいわば水戸黄門の葵の印籠のように絶大な効果がある。 現在のアメリカ医学の隆盛を思うと信じられないかもしれないが、かってはアメリカの医学教育には最低といわれた時期があった。そして有名なフレキシナー報告で医学教育の改革のために大鉈が振るわれ、医学校の半数近くが閉鎖されたと聞いている。 そのとき新しい理念で改革の先頭を走り、モデルとされたのがジョンスホプキンスである。 古くは脳外科のクッシング教授、僕の留学時代は心臓外科のブレロック教授など、近代医学のパイオニアを輩出した。 何を隠そう、僕が留学したニューヨークのオルバニー大学など、実力教授の大半はジョンスホプキンス出身者だった。 わが国の医学教育は、かってのフレキスナー報告の頃のアメリカほどひどくはないかもしれないが、まだまだ旧態然たるものがある。 願わくばこのクリニックが成功を収め、惰眠をむさぼるわが国の医療界に衝撃を与えて欲しいものだ。 しかも田口院長の理想は、一方的にジョンスホプキンスの受け皿にするのではなく、こちらからも新たな情報、研究を発信できるようなセンターにしたいということである。 期待してますぞ、田口院長。
by n_shioya
| 2007-02-01 22:54
| コーヒーブレーク
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Comments(1)
ジョンホプキンス大学医学部の小児脳外科医長「ベンカーソン医師は全米でも有名な医師でで、CNNのベスト20の医師に選ばれ、世界初めて頭と頭が結合した、シャム双生児の分離手術成功の執刀脳神経外科医でもあります!彼自身も03年に悪性の前立腺がんに罹病!糖質栄養療法で回復現在も転移なく活躍中です、この糖質栄養素が「ハーパー生化学」27版の56章糖たんぱく質【8つの糖鎖】の章に掲載されました!アンチエージング避けて通れない”糖鎖”!塩谷先生に是非検証して頂きたいウェッブサイトがあります⇒http://www.glycoscience.org/glycoscience/ForeignLanguageDocs.wm?LANG=JPN&FILENAME
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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