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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
塵に帰る
今日は多摩墓地に行ってきた。母親の埋葬の手続きのためである。

いろいろろシチめんどくさいことを覚悟していったが、余り簡単なので拍子抜けしてしまった。
埋葬の日に、埋葬許可書を持ってくればよい、それだけです。と担当の方に言われた。
それじゃあとは全部自分で?
実際に敷石をはずしたりするのは、石屋さんに頼まれたほうがよいでしょう。ご自分ではちょっと難しいかもしれませんよ。とにやりとされた。
そこで裏門の近くの石屋さんにお願いすることとし、12月前半と言うことで、日取りなど手はずを打ち合わせて帰ってきた。

アメリカでは三度埋葬に立ち会った。
向こうは土葬である。
死産だった二番目の娘と、自動車事故で亡くなった同じ仲間の留学生と、我々の面倒を見てくれていた弁護士の母親の葬儀の時である。
留学生の時は棺を担ぐポールベアラーも勤めた。
掘られた穴に棺を下ろし、花を投げ入れその上から土をかぶせる。この一連の行為に聖書の
汝は塵ならば塵に帰るべし”と言葉が実感され、涙が止まらなかったのを思い出す。

人が人を葬ると言う悲しい営み、12月には又一つそれが待っている。
by n_shioya | 2006-11-18 23:06 | QOL | Comments(0)


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