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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
上符院長が帰国した、キレーションの最新情報を抱えて。
彼の行きつけの一膳飯屋で、銀座にもこういうところはあるのですぞ、牡蠣フライをぱくつきながら、一時間ばかり学会の模様を話してもらった。 ところでフードアレルギーの検査では僕は牡蠣は禁忌のはず。そしてフライはコレステロール値をもっとも効率よく上げるのだが、今日は主治医のお許しが出て、1100円の牡蠣フライ定食にありついた。 本音のところ、院長も牡蠣フライは大好物のようだ。 まず、ナトリュームEDTAよりカルシュームEDTAに人気が移りつつあるという。 ペンキの鉛害が今問題になり始め、アメリカでは日曜大工で自宅のペンキ塗りをする人が多い、重金属をターゲットにしたカルシュームEDTAが盛んに使われ始めたという。一方、動脈硬化にいいはずのナトリュームEDTAは來年出るはずだったメガスタディの効果発表が、症例不足で遅れ、苦境に立たされているのだそうだ。しかもナトリュームEDTAは決して腎臓には優しくないという。 カルシュームEDTAで押してきた、銀座クリニックの方針は正しかったですよ、と院長はすこぶるご機嫌だった。 “ところで先生は、”とこちらを見ながら、“1クール終えて水銀は落ちてきたが、鉛はまだまだだから是非来週から2クール目を始めましょう”と、物言いはやさしいが、目つきはもう獲物を狙うジャガーの瞳になっていた。 ![]()
by n_shioya
| 2006-11-09 15:54
| 全身療法
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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