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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
キレーション
上符院長が帰国した、キレーションの最新情報を抱えて。

彼の行きつけの一膳飯屋で、銀座にもこういうところはあるのですぞ、牡蠣フライをぱくつきながら、一時間ばかり学会の模様を話してもらった。
ところでフードアレルギーの検査では僕は牡蠣は禁忌のはず。そしてフライはコレステロール値をもっとも効率よく上げるのだが、今日は主治医のお許しが出て、1100円の牡蠣フライ定食にありついた。
本音のところ、院長も牡蠣フライは大好物のようだ。

まず、ナトリュームEDTAよりカルシュームEDTAに人気が移りつつあるという。
ペンキの鉛害が今問題になり始め、アメリカでは日曜大工で自宅のペンキ塗りをする人が多い、重金属をターゲットにしたカルシュームEDTAが盛んに使われ始めたという。一方、動脈硬化にいいはずのナトリュームEDTAは來年出るはずだったメガスタディの効果発表が、症例不足で遅れ、苦境に立たされているのだそうだ。しかもナトリュームEDTAは決して腎臓には優しくないという。

カルシュームEDTAで押してきた、銀座クリニックの方針は正しかったですよ、と院長はすこぶるご機嫌だった。
“ところで先生は、”とこちらを見ながら、“1クール終えて水銀は落ちてきたが、鉛はまだまだだから是非来週から2クール目を始めましょう”と、物言いはやさしいが、目つきはもう獲物を狙うジャガーの瞳になっていた。
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by n_shioya | 2006-11-09 15:54 | 全身療法 | Comments(0)


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