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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は医学部のクラスメートが三人、銀座クリニックを訪れてくれた。
熊本君はNPO法人アンチエイジングネットワークの副理事長でもあり、泌尿器科医として男にも更年期があると主張する、男性抗加齢医学の旗振り役だ。 加藤君は産婦人科だが、内分泌の専門家でもある。僕を新宿のロータリークラブに引き込んだ張本人である。銀座に移ってからロータリーの例会は欠席がちだが、彼もなかなか出れないとこぼしていた。 村松君は生化学の世界的権威で、彼のために作られた埼玉大学の研究センターで活躍している。 恐ろしく頭の回転が速く、学生時代は昼間はバスケットに専念し、夕方バスケの練習を終えてから、僕達が1日かかって消化したことを1,2時間でチョチョッとこなし、凡人達をがっくりさせてくれたものである。その俊才ぶりは今も変わらない。 我々は昭和30年卒だが、医学部は一学年100人ほどの小クラスなので、割合もまとまりがよく、2年に一度のクラス会にも半数以上は出席する、ただ顔ぶれはほぼ決まっているが。 普通のサラリーマンと違い、医者の場合定年はあってないようなもので、殆どが名誉院長だの、顧問にだの、中にはまったくの現役の院長もいる。 昭和一桁は育ち盛りが戦中戦後で、食糧不足の安普請のはずだが、意外に皆元気でしぶとく仕事を続けている。 ねずみの実験でも、餌を三分の一カットすると寿命が三割がた延びると言うから、昭和一桁は若いときのカロリー不足が幸いしているのかもしれない。 ![]() クリニックを案内した後、向かいのイタリアンで4人は飲み且つ食らった。 学生時代と変わらぬ談論風発で、店の人はこれが75,6才のジジイ達かと呆れたようである。 勿論話題は終始アンチエイジングであった。
by n_shioya
| 2006-06-22 23:52
| アンチエイジング
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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