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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
心に水やりを
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「心に水やりを」加齢とともに人間のすべての器官は機能が低下します。これが老化であり、加齢が問題なのではなく、それに伴う老化が問題なのです。心臓や筋肉などの衰えはわかりやすい。だが、「心の老い」とは?すぐに問題にされるのは認知症です。記憶力の低下、見当識の欠如など、など。でももっと深刻なのは、感受性の低下ではないでしょうか。若い時ほどの感激性が乏しくなる。アンチエイジングに役立つのはワクワク感だという人もいます。一言で言えば加齢とともに“心が干からびてしまう”ということではないでしょうか。その点シクラメンはわかりやすい。ちょっと水が切れると、花も葉もぐったりしてしまう。そこへ水を注ぐと、たちまちピッと茎が立ち上がって、花が輝き始める。人の老いて干からびた心にも水が必要です。人にとって最も効果的な水とはなんでしょう?「幸福感」ではないかと思います。心安らぐバロックの音色、爽やかな草原の草花の様な印象派の絵画。芸術の世界では「感受性」が高まる程美のもたらす歓びは増大します。また、他人がかけてくれる暖かい一言。これによって沈んでいた心も一瞬で明るくなります。また自分の微笑みが相手の微笑みを誘い、それがまた自分を幸せにするという、ミラーニューロンによる幸せの増幅作用。みな「幸福感」につながることばかりです。。その時脳内ではドーパミンが、そしてセロトニンが、あるいはオキシトシンが放出されているのかもしれません。そんな分析は脳科学者に任せておいて、我々はまず目の前の相手を幸せにするということで、結果的に自分の心への水やりを果たし、心に潤いを与えるということが、最も効果的な心のアンチエイジングにつながるのではないでしょうか?
by n_shioya | 2019-04-30 19:16 | アンチエイジング | Comments(1)
Commented by Momo at 2019-05-01 11:47 x
塩谷先生、こんにちは。ブログ、いつも楽しみにしております。実は昨年東京から甲信越に転居してきたのですが、近隣に美容系の(信頼できそうな)クリニックが大変少なく、困っております。田舎ですが自然豊かで、内外から観光客も多い場所ですので、ビューティーツーリズムとか、美容(とアンチエイジング)医療で町おこし!的なことを誰か始めてくれないかな〜と期待しているのですが。。。やはり、地方ではペイしないでしょうか。地方における美容医療の展開、可能性などに関する先生のお考えを、そのうちブログでお聞かせいただけましたら幸いです!


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