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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
![]() 孫も10人となると、なかなか顔と名前が結びつかなくなる。まして誕生日など、子供たちのでさえおぼつかない。 だが、配偶者は全員の、子供とそれぞれの配偶者と孫たちの誕生日をしかと覚えている。 覚えていると、誕生日が来るたびにプレゼントを心配する。 これもアンチエイジングの一つかもしれない。 高齢者の心理についてはこれまで報告がほとんどない。 唯一と言って良いのがエリクソンの「老年期」。 その中でエリクソンが強調しているのが、孫と爺・婆との関わり。結論から言うと、孫との関わりは非常にアンチエイジングであるという。 夫婦ともに現役時代は、子供たちとはあまり対話の時間が取れない。また、子供たちも親にはあまり話したがらない者である。 だが、とエリクソンはいう。爺・婆になると時間はゆったりあるし、子供たちも親から聞かせれるより素直に耳に入るという。 また親の経験話も子供達にとってはうざったかもしれないが、孫たちは新鮮に受け止め、「世代間の継承」が成立するという。 そして孫たちから伝わってくる当世風のライフスタイルは、同世代の仲間たちからは得られない未来像を覗かせてくれる。 僕が、お世辞にせよ“お若いですね”と言われるのは、この辺に秘訣があるのかもしれない。
by n_shioya
| 2017-09-25 20:51
| アンチエイジング
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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