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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
![]() 今日の塩谷塾はサフォ・クリニックの白壁先生をお招きして、「美人は得か?」というテーマでお話いただいた。 加齢による容貌の変化や世界各国での美人の基準の異同など、先生の豊富な臨床経験に基づいたお話は実に興味深かった。 だが、ショッキングだったのは、 まずマイケル・ジャクソンの手術浸りの悲惨な一生。過酷な幼児体験を引きずった美容外科医の遍歴は、最初にまず精神科医を訪れるべきだったという白壁先生のご指摘僕も大賛成。 ちなみに僕が現役の時、美容外科希望の患者さんは全て精神科医の指導のもと心理療法のカウンセリングを受けていただくことにしていた。メスで心を癒すのが美容外科の目的なら、まずその原因であるコンプレックスを専門家に分析してもらうのが先決と考えたからである。 今一つは白壁先生のおっしゃる「ベッドサイド・ビジネス」。 よくテレビで見かける手術料のダンピング値段。 これは安いと思って引っかかると、手術台に上がってから、あれこれ手術や材料が付加され、まな板の鯉はやむおえず承諾すると、10万円だったはずの手術が、終わる頃には100万円に跳ね上がってしまう。その準備がなければ強制的にローンを組まされてしまう。 美容医療の詐欺商法もここに極まれり。 信じたくないが、どうも本当らしい。皆様お気をつけください。 昔から言うでしょう、優しい声には気をつけよ!
by n_shioya
| 2017-09-15 22:46
| 美容外科
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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