ウーマンエキサイト ガルボ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
ガルボウーマンエキサイト
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
色と香りのマリアージュ
色と香りのマリアージュ_b0084241_23121636.jpg色と香りのマリアージュ_b0084241_23124324.jpg
自分に課した今年の課題の一つに「五感を磨く」がある。
そのため一生懸命「認知心理学」を勉強しているが、奥が深い。
まず、センセーション、感知することと、それをパーセプト、認識することの違い。
色が網膜というセンサーで受け止められるのはセンセーション。それが脳の視覚領域で映像として認識されるのがパーセプションということになるらしい。
これは五感のすべてに当てはまるが、嗅覚だけは鼻腔の天井にあるセンサーが、その直上にある大脳と直結しているので、反応がダイレクトだという。しかもその先の大脳の嗅覚領域は側頭葉にあり、記憶を司る部位の近くなので、匂いが五感の中で真っ先に過去を想起させる。
プルーストの「失われた時を求めて」では、マドレーヌの匂いが主人公が昔を想起し、回顧録のスタートになっているので、匂いと記憶の連携をプルースト効果というのはご承知の通り。
ところで五感は視床という大脳の中心部に一度集まり、そこで相互作用もありうるという。
今僕の関心は、「色と香りの組み合わせ」である。カラーもアロマもセラピーに使われているが、何かそこに相乗作用が期待できるるのではなかろうか?
by n_shioya | 2017-09-06 23:13 | 美について | Comments(0)


<< オペラに乾杯! ギャラリーゴトー再開 >>


woman.excite TOPへ Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム