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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
先日のハーバード大学のエリクソン教授のお話だが、彼の言う「イノベーション」の大切さはこうだ。 形成外科は二つの層からなっている。まず臨床面が基盤にあり、その上に基礎研究がある。その比率はどちらも50%だ。 だが違いは、10年経過した場合、臨床は何もせずともその50%を維持するが、研究の50%は減り続け、10年でゼロになる。そうすれば臨床の50%はたとえ維持されても、中身は古臭くなってしまう。 つまり、基礎研究が絶えずイノベーションを心がけ、50%を維持して、臨床のリノベーションを図る必要がある。 これは形成外科に限らず、すべての臨床医学に当てはまると思うが、 “我々形成外科医はとりわけイノベーションに長けているから” と「我田引水」してくれたのは頼もしかった。
by n_shioya
| 2016-11-05 23:19
| 医療全般
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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