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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
コーヒー文化の様々
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資生堂の近くの老舗の珈琲店「椿屋」の支店がダンヒルの隣に開店した。いやもっと前からあったのに気づかなかっただけかもしれない。
ステンドグラスの似合うレトロな造りは、昭和一桁には得難い安らぎを与えてくれる。そしてカップもロイヤル・コペンハーゲンのクラシカルなブルーフルーテッドで揃えているのも嬉しい。
「椿屋」のドリップ・コーヒーのような本物のコーヒーはかつてアメリカには存在しなかった。60年前の留学時代、アメリカではカフェテリアでソソクサと啜り込むコーヒー色の液体がコーヒーであった。ポットに貯めてヒーターでグツグツと煮続けられ、香りはすっ飛んで味わいなど期待できなかった。
まして、常連がいわば指定席に陣取って新聞を読みふける、ウィーンのカフェの「コーヒー文化」は、期待すべくもなかった。
唯一の例外がグリニッチビレッジであった。そこには一杯のコーヒーで何時間も粘る村人たちの「コーヒー文化」があった。
そして今、シアトルに発した「スターバックス」が世界を席巻している。
300円であれだけの味を作り出し、仕事や話し合いも持ち込めるスタバはアメリカが生み出した見事なコーヒー文化と言えるだろう。
by n_shioya | 2016-09-02 21:51 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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