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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日僕は「東洋医学」の軍門に下った。
白金の北里研究所の東洋医学センターで「鍼灸」を受けたのである。 腰椎骨折から3年.順調に快復しているが、西洋医学的にはやれることはすべてやってきたので、この先は東洋医学の効果を試したらと薦められたからである。 まず鍼灸部門の伊藤剛部長の診察を受けた。 素晴らしい.久方ぶりに「お医者さん」に診てもらった満足感である。 コンピューターの画面ではなく患者に顔を向け、ちゃんと手でサワリ、つまり触診をしてくださる。 「鍼灸」は僕にとっては始めての経験だが,思い出せば親父は内科医だったが、鍼灸を重要な治療法として取り入れていた。 鍼灸だけではない。親父は「手のひら療法」、「玄米菜食」「断食療法」その他ありとあらゆる民間療法を取り入れていた。実験台は我ら子どもたちである.詰まり親父の道楽の被害者,と言うのが我々子どもたちの認識であった。 僕が未だに「健康法アレルギー」なのはこの過酷な「幼児体験」の賜物である。 だが,ここに来て親父の健康法すべてが、アンチエイジングに有効として改めて注目を浴びている。 体中に鍼を突き刺され、もぐさの温熱療法を受けながら、僕はあの過酷な幼児体験を複雑な気持ちで思い返していた。 さて其の効果のほどは? いずれ又ここでご報告するが、もう既に腰痛は楽になり、体全体が軽くなったように思えるのは気の迷いだろうか。
by n_shioya
| 2015-09-24 21:48
| 医療全般
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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