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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
アメリカでインターン生活を始めて半年経ち、休日をニューヨーク郊外の物産会社の支店長のお宅で過ごしした時のこと。
着替えをしていると其の家の小学生の長男にこう言われた。 “もうすっかりアメリカ人ですね” “どうして” “だって靴を履いたままズボンを履き替えるんだもの” ギャフンとなったが、事程左様に欧米は靴の生活で、朝起きて靴を一旦履いたら寝るまでまで脱ぐことはない。 それだけに巻き爪や感染症など足とトラブルは多く、医師ではないポダイァトリストと言う専門職が繁盛するほどである。 先週末パシフィコ横浜で開催された「下肢救済・足病学会」が対象とするのはそれよりもっと深刻な、下肢切断に至る病からいかに足を救うか研究する学会である。 下肢切断の原因となる主な疾患には二つある。 ①糖尿病性の壊疽 ②動脈閉塞性の壊疽 最近では糖尿病人口の増加で、①による、しかも糖尿病の合併症である透析患者の樫下肢トラブルが急増していると言う。 フォトはこの学会のリーダーである神戸大学の寺師教授と僕の後ろは其の愛弟子藤井みき先生。そして僕の隣はイギリス最大手の医療機器メーカー、スミス&ネフュー社のシャロン・フロム嬢。 みんなで皆さんのフットケアのサポートをいたします。
by n_shioya
| 2015-07-14 19:29
| キズのケア
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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