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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「認知症」は確たる治療法もないまま,今「都市伝説」が氾濫している。
最近発行された文春新書「認知症のための簡単レッスン20」で、著者の伊藤駿也は、それらを含め、最近話題の認知症予防に良いとされるレッスンを20ほど取り上げて検証を試みている。 どれも比較的手軽で、あまり金もかからず,何より害はなさそうなのでご自分にあったものを取り入れてみては如何。 例えば食に関しては、 レッスン3:イクラ、大トロ,うなぎは大丈夫! 最近はコレステロールだけでなく、それと一緒に摂取されるリノール酸の害が問題となっているが、これらは多少コレステロールは含んでいてもリノール酸が少ないのでお薦め。 レッスン8:一日二杯のコーヒーで発症リスク低減。 コーヒーに含まれるポリフェノールの一つ,クロロゲン酸が脳血管型認知症によく、その他、トリゴネンはアルツハイマー型の予防になる レッスン9:カレースパイスの神秘的な効き目。 カレーに含まれるスパイスの一つ、うこんがアルツハイマー型認知症の予防になるようだ。 レッスン10:ビールとワインに隠されたパワー。 ワインではレスベラトロール,ビールではホップのなかのイソフムロンというポリフェノールの効用 そのほかライフスタイルとしては、 レッスン15:社交ダンスで母に笑顔が! レッスン19:ギャンブルで記憶力を回復! など、など・・・ どうでしょう,これなら貴方でも。 ただ,アル中やギャンブル依存症にはご注意! ちなみにアメリカのNIHが提唱しているのは以下の八項目である。 ①運動習慣をつける。 ②高血圧の改善 ③人的交流など社会認知活動を増やす。 ④Ⅱ型糖尿病の改善 ⑤地中海食などバランスいい食事を摂る。 ⑥適性体重の維持(生活習慣病の改善)。 ⑦禁煙する。 ⑧うつ状態の改善。
by n_shioya
| 2015-07-05 17:24
| 老年病
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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