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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は武蔵浦和で「アンチエイジング」のレクチャー。
横浜から1時間で浦和に着いたのは驚きだった。新しく出来た首都高の山手トンネルのバイパス効果は素晴らしい。 そのレクチャーというのは武蔵浦和に新しく出来た「高齢者用マンション」の販促の為の企画であった。 2時間という限られた時間に、僕のアンチエイジングに関する想いの全てを詰め込みすぎたので、参加者の皆さんは消化不良を起こされたので、と今になって反省している。 実はこの高齢者の為に「終の住処」、あまりにも色々なカテゴリーがあって、僕でさえどれがいいか迷ってしまう。 それは色々な要素が複雑に絡み合っているからだ。 例えば ①介護の体制 ②医療との連携 ③買い取りか居住権か ④駅から近いかどうか ⑤まわりが散歩に適した環境か ⑥食事のサービスは ⑦毎月の維持費は ⑧身内にとってアクセスはどうか などなどであり、①,②、③の組み合わせだけでも、高齢者ホームの10幾つのカテゴリーが存在するからである。 どの物件も、これで全て保証されると言う事はありえないので、当人がその時点で自分に最も適したタイプを選ぶことが大切と言える。 僕ももう83。 自宅で最期を遂げたいと思わぬではないが、そううまく行くとは限らない 「明日は我が身」と言うわけで、参加者の皆さんとご一緒に、「終の住処」について考える良い機会になった。
by n_shioya
| 2015-04-06 22:09
| アンチエイジング
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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