|
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
時折急に食べたくなるのがパイエラである。
その欲求不満が閾値に達したので、今日のランチはスペイン料理で。 ランチメニューとあって、出てきたのは魚料理に添えた可愛いお皿。 だが味はまぎれも無くサフランの香り。昔、マヨルカのレストランの屋上庭園で、地中海の潮風に吹かれながら、サングリアで流し込んだ味を思い出す。 でもやはりパイエラは大皿ですな。 マドリッドの国際学会の懇親会では、1メートルを超す平らな大鍋のグツグツ炊きあがったのが、次々に運ばれてきた。 そう、その学会のときだった。目抜き通りのレストランの地下のトイレで3人組に襲われたのは。 あまりにも鮮やかな手口で、やられたと気付いたのは3人組が財布を奪って逃走した後だった。 無抵抗だったのが良かったですよ、と後で土地の人に言われた。この節、南米からの出稼ぎが多く、抵抗するとピストルの代わりにナイフでグサッ!だそうだ。 盗用されたカードの被害は400ドルほどだったが、幸い保険でカバーされた。 実害が無いと不思議なもので、スペインがグッと身近に感じられるようになった。 これもよく言われる事だが、ハイジャック犯と共感を覚えるようになる、一種のストックホルム・シンドロームだったろうか。
by n_shioya
| 2015-03-09 20:34
| 食生活
|
Comments(0)
|
塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 アンチエイジング スキンケア 医療崩壊 キズのケア QOL 老年病 介護 手術 全身療法 食生活 サプリメント エクササイズ エステティック ヘアケア 美について コーヒーブレーク 医療全般 原発事故 睡眠 美容外科 再生医療 再生医療 未分類 最新のコメント
フォロー中のブログ
ICELANDia アイ... 九十代万歳! (旧 八... ・・・いいんじゃない? 京都発、ヘッドハンターの日記 美容外科医のモノローグ ArtArtArt 芙蓉のひとりごと 真を求めて 皆様とともに... ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|
ファン申請 |
||