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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「アンチエイジング事始めⅡ 〜若さ=美か?〜 」
大切な人に花を贈る時のことを思い起こそう。 花屋さんのショウケースのガラス戸のなかは、バラや百合、それも色とりどりの切り花で埋め尽くされている。 相手の好みを考えながらあれこれ迷った末、黄色のバラを選んだとする。 勿論蕾は硬めのを。 それは相手の手に渡って、艶やかに開花するが、やがては茶色に萎んでしまう。 その萎んだのを選んで送る人は居ない。美しい花で相手を喜ばせたいからである。其の為には若い花を選ぶ。つまり、ここでは若さ=美であることに何の疑問も感じない。 だが人の場合にはことはそう単純ではない。 さも無ければ、“美しく老いる”ということは矛盾だし、不可能となる。 そして人は安易に、“年相応の美しさ”,“内面からの輝き”と口にする。 “それって一体なんなの?” これが「見た目のアンチエイジング」のこれからの課題です。
by n_shioya
| 2015-03-06 21:10
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Comments(1)
Commented
by
chippy
at 2015-03-07 10:14
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上質なドライフラワーのバラを用いたプロヴァンスのフラワーリースなども非常に美しいと思いますよ(^-^)
花も若さ瑞々しさ以外に、そういった変化した姿もまた味があり、落ち着いた柔らかな空間を作ってくれる、心和むものだと感じます。 黄色のバラを使った作品も、ネットなど見るとありますから、是非ご覧になって下さい。 年代が変われど、その時々の持ち味を魅力として活かせる生き方かどうか、ということなんでしょうね(^-^)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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