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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
僕はかねがね自分の留学経験から、外国語習得の3段階を提唱している。
①まず、始めて彼の地を踏んで,売店に入り日本で習った英語で何かが買えた時。 〜ああ,通じるんだという嬉しさ〜 ②暫く経つと、失敗など繰り返して,同じことを言っても日米の相違があるという認識 〜文化の違いを思い知らされる〜 ③だが数年経つと,表現は違っても意味する事は変わりないという認識 〜やはり同じ人間だという安堵。〜 最後の具体的な例は例えば、 アメリカ人は直裁簡明と捉えがちだが、“これでかまわい?”という問いかけには“I don’t care”という答えがよく返ってくる。 文字通り訳せば,“かまわない”となるが,現実には“I do care”のこともあり,声のトーンでは“勝手にしろ”,ともなりかねない。 つまり婉曲に否定する辺りは,京都人の文化にも通ずるところがある。 つまり人間の心理には変わりないという面白さだ。 とゴタクを述べたが,言いたい事は国同士の相互理解も似たような段階があるのでは,と感じたからである。 例えば我々の中国理解は未だ①から②にやっと気付いた辺りかと思う。お互いに努力して,お互いの文化の違いを享受して、可及的早い時期に③に進めればと思っているが,如何でしょう。
by n_shioya
| 2015-03-01 17:55
| コーヒーブレーク
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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